社長のブログ
気密測定
こんにちは
「健康と幸せを運ぶ工務店」の社長工藤です。
今日も元気にやってますか?
大分県・福岡県をはじめ西日本各地で豪雨のため土砂崩れや
川の氾濫など、被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
もう間もなく梅雨明けだと思いますが、
今しばらく雨には気を付けてお過ごしください。
さて、先日棟上げを行った新築工事現場の気密測定を行いました。
こんな感じで1か所の窓にビニールで目張りをし、
住宅気密測定器を取り付け、負圧をかけて隙間風が
入るのを内外の圧力差で測定します。
今回は適当な窓がないので、勝手口で行いました。
スイッチを入れ5分ほどで測定されます。
機械にインジケーター表示されます。
で、プリントアウトしたものがこちら。
そして、レポートとしてまとめたものがこちら。
C値としては、0.21㎠/㎡でした。
家全体の隙間を全部合わせて、4.8cm角、名刺の半分以下大きさです。
C値は数値が小さいほど気密性能がよく、2.0(0.2ではない)を切ると
高気密住宅といわれます。
昔は5.0以下で気密住宅といわれていました。
スーパーウォールでは、C値1.0以下を保証しており、
それを超えると、やり直しになります。
弊社では、C値0.5以下を基準にしており、
最近では施工も安定してC値0.3を切るようになってきました。
今回測定してくれた測定員のの方はまだ始めてそれほど
経っていないとのことでしたが、
「今まで測定した10数件で一番良い結果です」
と言ってくれました。
ホントは、C値0.1台にしたかったのですが、
良い結果でホッとしました。
住宅メーカーや工務店を選ぶ際に魔法の言葉があります。
それは、
全棟気密測定はしていますか?
そして実測したC値の平均はいくつですか?
と聞いてみてください。
答えられない会社は・・・・
大手ハウスメーカーでも、全棟気密測定を行っている
会社は少ないです。
モデルではなく実測値のデータを持っている会社は
本当に少ないと思います。
住宅の単価はどんどん上がっています。
高価な高性能住宅を任せる会社選びの参考にして
いただければ幸いです。
では、今日もよい一日を!!